2017年11月中旬から招待制で販売を開始したAmazon Echo(アマゾン エコー)。
我が家も、アマゾン プライム会員、キンドル(Kindle)愛用、Fire TV購入履歴ありといったところがマッチしたのか、招待メールが来まして、Amazon Echo Dotを11月に予約し、12月1日に到着しました。
スマートスピーカー、AIスピーカーと呼ばれる物の導入は、我が家では初めて。
ワタシ的には、人工知能で英語の勉強をしたいな、と期待していました。
できれば、子どもも英語に触れられるように、英語の会話ができたらいいなぁ。
初めて見た印象は「ちいさっ!」
高さ32mm、直径84 mm、重さ163gの小ささ。
どこでも置けそうです。
ただ、電源に繋ぐ必要があるので、コンセントがあってキッチンやリビングから話し掛けられる位置、となると設置場所は限られてきます。
電源ケーブルの長さは1m50cm
本体に比べると電源ソケットの大きく、我が家では三叉コンセント↓で壁と電源ソケットが平行になるようにしました。
どうやって話し掛けるの?
「アレクサ!」と話し掛けると、本体上部が青く光ります。
2mくらい離れていても聞き取ってもらえる感じです。
一方、間近で子どもが大声で「アレクサ!」と叫んでも聞き取ってくれないこともあります。
ある程度の距離からそっと話しかけると反応する確率が高いです。
ウェイクワードは初期設定では「アレクサ」ですが、Amazon Alexaアプリで「アマゾン」「エコー」「コンピュータ」に変更することが出来ます。
今まで話し掛けて、聞いた答えはこちら。
おはよう! | おはようございます。1986年の今日、上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃん、トントンが初公開されました。日本国内で誕生し、元気に育った初めてのジャイアントパンダということで、来園者数は公開開始1ヵ月で前年比約2倍の42万人にもなったそうです。 |
今日の天気は? | ◯◯の今の天気は、おおむね晴れ、気温は7℃です。今日の気温はほぼ同じで予想最高気温は12℃、予想最高気温は2℃です。(◯◯は、最初に設定された位置情報です。アプリから設定することも出来ます。) |
今日は何の日? | 1957年12月17日に、日本で初めてのモノレールが東京の上野動物園で開業しました。乗車時間は1分30秒、営業距離はわずか300メートルで、日本一短いモノレール路線です。 |
ただいま! | おかえりなさい。帰ってきてくれて嬉しいです。 |
おやすみ! | おやすみなさい。いい夢を。 |
朝7時に起こして |
明日午前7時にアラームをセットしました。 |
7時のアラームをキャンセルして | 午前7時のアラームをキャンセルしました。 |
今、何時? | 午前10時20分です。 |
元気? | はい、元気です。 |
好きな音楽は? | 私のお気に入りは間違いなくクイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」ですね。 |
好きなおもちゃは? | 話しかけるとおうむ返しにこたえてくれるぬいぐるみが好きです。なんとなく親近感を覚えてしまうんです。 |
好きな食べ物は? | 炊き込みご飯とカレーライスが大好きです。オイスターソースでちょっとコクを出した鶏めしがとくに最高です!カレーは、定食屋さんで出てくる昭和っぽいのがいいですね。実は、ちょっとだけつゆのたれかおしょうゆをたらして食べるのが大好きです。 |
好きな色は? | ディープブルーがとても好きです。おとぎ話で、恋にやぶれた人魚姫が海のもくずと消える、その直前の泡の色のような、深い深い青さにとてもあこがれます。 (時々、コバルトブルーです、と言うことも) |
面白い話して | 「お前の店、繁盛してるかい?」「おー自慢じゃねえがよく行列ができてるぜ。店の前がバス停なんだ。」 (いつも違う話をしてくれます) |
今、何歳? | 人間の年齢だと3歳で、犬や猫の年齢に換算すると28歳です。A.I.の年齢にすると、ナノ秒単位で換算されるので、とても大きな数字、とだけお答えしておきましょう。 |
読んでいただくと分かるように、けっこう雄弁です。
質問に答えられない時は、「すみません、分かりません。」とか「ごめんなさい、今は分かりません」と返されます。
答えられない質問は多いです。
A.I.で賢くなるとはいえ、用意されたプログラムにないものは答えられない印象。
答えてくれた質問は、Amazon Alexaアプリに瞬時に表示されます。
答え終わる前に表示されることもあり、ある程度答えが用意されているんだなぁ、と感じます。
「サンタクロースについて教えて」と言っても「すみません、サンタクロースについての情報はありません。他の情報ならお答えできるかもしれません。」としか答えてくれないのに、クリスマス近くに、Amazon Alexaアプリのヒントに従って「サンタは今どこ?」と聞くと「仕事場で、贈り物リストの最終チェックをしているところです。」と答えました。
AI自体が学んでいるというより、設定されている匂いがプンプンしますねぇ。
英会話はできる?
購入当初の目的だった英語の勉強。
話し掛けた結果は↓こんな感じ。
英語喋れる? | パターン1:It’s small world. パターン2:ホッタ芋イジンナ |
猫は英語で何て言う? | すみません、分かりません。 |
猫を英語に訳して | すみません、分かりません。 |
猫を英語に翻訳して。 | すみません、分かりません。 |
Can you speak English? | (答えず反応ライトが消える) |
CNNニュース、流して。 | フラッシュニュースです。NHKニュースからお伝えします。(日本語のニュースが始まる) |
BCCニュース、お願い。 | フラッシュニュースです。NHKニュースからお伝えします。(日本語のニュースが始まる) |
英語のニュース、聞かせて。 | フラッシュニュースです。NHKニュースからお伝えします。(日本語のニュースが始まる) |
え〜!アメリカ生まれのアレクサが英語喋れないの!?
びっくりです。
英語の勉強に活用するには?
いろいろ試してみて、2つの方法があることが分かりました。
まずは、スキルを使う方法。
アルク提供の「キクタン」、「英語クイズ」、「英語入門」をアプリで有効にしておく。
いずれも無料です。
「アレクサ、キクタン開いて」と言うと英単語のチャンツを流してくれます。
ただ、曲を流しているのと同じで、これではAIスピーカーの双方向性は生かされませんね。
私が使いたかったイメージとは違います。
もう一つは、言語設定を変える方法。
言語設定を英語にすれば、普通に英語を聞き取り、英語をしゃべってくれます。
Amazon Alexaアプリでは、初期設定では「日本語」になっていますが、「English(Canada)」「English (United Kingdom」「English (United States)」「Deutsch」「English (India)」から選択できます。
アプリで言語を変更すると、1分もしないうちに言語変更が反映されます。
Are you busy? | No, I’m free to talk. |
Are you happy? | I’m happy when I’m helping you! |
Hello! | Hi there. |
Do you speak Japanese? |
パターン1:I speak fluent English, and a bit of Klingon. |
聞き取れなくても大丈夫。
アプリに、アレクサが聞き取った言葉、話した言葉の両方が表示されます。
ただ、「News, please.」とお願いしたところ、「Here is a flash news briefing.」と言って始まったのは日本語のNHKニュース・・・。
アプリでフラッシュニュースの設定を変えようとしたのですが、英語のニュースの選択はできませんでした。
しかも、言語を日本語以外に設定すると、スキルが使えなくなっていまいます。
がっくり。
子どもがまだ英語では話し掛けられないので、言語設定の変更は嫌がりました。
ざんねん。。
夫は英語で、妻は日本語みたいな国際結婚の家族はどうするんでしょうね〜。
Amazon Echoは、まだ音声での個人識別はできないみたいです。
今後に期待ですね。
活用法が増えたら、また紹介したいと思います!
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