桃の節句、端午の節句、普段は何気なく過ごしてしまう日本古来の伝統行事。
しかしながら、出産を迎えると、俄然、重要な日になりますよね。
息子の出産後、初節句をどうしようか、と頭を悩ませた日が懐かしいです。
出産後、ベビーベッド、ベビーカーなど、いろいろ高額出費が続きますが、最も高価な買い物は、女の子の雛人形、男の子の五月人形ではないでしょうか。
子供の祖父母(つまり自分の両親)から贈ってもらいましたので、自分のお財布は痛めていないものの、そもそも買う必要があるのか?飾るところはあるのか?買うとしたらどんなものにするか?高額なだけに後悔はしたくない、とあれこれ選択肢を考えました。
思い返せば、私も初節句に立派な7段飾りの雛人形で祝ってもらいました。
しかしながら、準備や片付けが大変で、雛人形を飾ったのは生まれて数年だけだったと聞きます。
私も写真でしか見たことがありません。
ずっとずっと倉庫に眠っているようです。
人形たちはどんな状態なんだろう??
ちょっと怖くて、話題にも触れずにそっとしてます。。。
兄夫婦に男子が産まれた時、兄が何十年か前の自分に贈られた五月人形が再利用できないかと倉庫を確認したところ、何個も五月人形が出てきたそうなのですが、どれも趣味に合わず、すべて捨てたそうです。
私も小さい頃から五月人形が家の中に飾ってあるのを見た記憶はありませんので、あまり使われず結局ゴミと化してしまったとは、、、もったいない限りです。
こんな背景があり、息子の初節句は、それはそれは悩みました。
買うのか、買わないのか?
ベネッセ教育情報サイトによると、年少~高校生の男子の保護者1556名のアンケート(2014年実施)では、五月人形の所有率は67.7%で、そのうち10万円台の兜飾りの所有率が最も多かったそうです。
一方、雛人形の所有率は、、、
アサヒグループホールディングスの青山ハッピー研究所で行われた全国の20歳以上男女3,640人を対象にした2017年のインターネット調査では、娘がいると答えた人の約9割が雛人形を所有しているという結果だったそうです。
また、妊娠・出産・育児に関する総合情報サイト【ベビカム】が、女児がいる325人を対象に2018年に実施したインターネット調査では、これから購入予定を含めて約85%が雛人形を所有しており、10万円〜14万円の雛人形が約20%で最も多かったそうです。
五月人形も雛人形も所有率、高いですね。
私も当時、「せっかくなので、記念に残るものを」と端午の節句関連の商品を探すことにしました。
最終的に選んだものは?
雛人形は「雛祭りが終わったら早くしまわないとお嫁に行くのが遅くなる」という都市伝説がありますが、五月人形は、そのような呪縛はないようなので、一年中飾っておくことを前提に探しました。
飾っておくと言っても、そもそも場所がない・・・
大きいものは無理。
でも、小さすぎるのもどうか、と思うし。。。
そんな時、ひらめいたのが「絵」!
壁なら場所も取らず、ずっと飾っておける!
でも、絵画に心得はなく、どんな絵が良いのか全然分からない・・・
迷いに迷って出会ったのがこちら↓
なんと、純金のシートの上に五月人形の絵が書かれたものです。
純金のシートは、5gあります。
金の買取価格が6,721円/g(2021/02/14現在)ですので、
絵や額縁を考慮せず、今、単純に金として売ったとしたら、6,721円✕5g=33,605円となります。
正確な購入価格は覚えていませんが、3万3千円の倍以上だったと思いますので、割高ではありますが、価値を後世まで残せる、最悪、換金もできる、という記念品はそうそうないと思います。
↓は額の裏側から撮影したもの。
中央の金色の四角いものが金のシートです。(下部に人のようなものが写り込んでいますが、実際は金一色です。)
写真ではシートの厚みが分かりにくいですが、金属の薄い板、という感じです。
この絵は、玄関に一年中飾っていますが、小さめで主張しすぎないので、飽きがこないのが良いです。
他の選択肢は?
ちなみに、純金の置物タイプの五月人形もあります。
私の場合は、置き場所がないので、置物タイプは選択肢になりませんでしたが、純金の重さがいろいろ選べて良いと思います。
さきほどの絵画を購入した田中貴金属のオンラインショップでも置物タイプも取り扱っていますよ。
絵画タイプのものは、年によってない場合もあるかも、、です。
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