子どもの歯磨き粉、吐き出しが出来ない頃からずっとこちら↓を使っています。
厚労省から「高濃度フッ化物配合薬用歯みがきの注意」が出たのをきっかけに、子供用の歯磨き剤を見直してみました。
フッ素濃度と配合成分の比較
6歳未満の幼児を対象にしている歯みがき剤を比較してみました。
ちなみに、上記の成分は、公表されているものから引用しましたが、全成分とは限りません。
フッ素配合の薬用はみがき類は医薬部外品に分類されますが、医薬部外品は、厚労省の承認を受けないと販売できないという規制があるので、全成分表示の義務が無いのです。
化粧品は、届出制で承認を必要としない(厚労省の審査が無い)ので、全成分表示の義務がありますが。
アニオン界面活性剤を赤字で、防腐剤を青字で示しました。
ハキラは防腐剤が記載されていませんが、歯みがき剤で防腐剤ナシって怖すぎます。
使い切りならいいですが、開封後何度も歯ブラシと接触しますから。
おそらく、全成分表示じゃないのでしょう。
アニオン界面活性剤である「ラウリル硫酸ナトリウム」は、食品添加物として配合できない成分です。
なので、充分な吐き出し(うがい)を前提とした歯みがき剤と思われます。
まだうがいが上手ではない息子くんにはできれば使いたくない。
皮膚刺激性もありますし。
「パラベン」や「パラオキシ安息香酸エステル」と書かれているのは、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンなどの総称です。
どれを使っていても「パラベン」、「パラオキシ安息香酸エステル」と表示することが出来ます。
ラウリル硫酸ナトリウムと違って、パラベンは食品添加物として認められています。
過去に表示指定成分だったことから、ちまたでは、パラベンを嫌う風潮があるようですが、メチルパラベン、エチルパラベンであれば、安全性が高いことが欧米でも認められています。
日本の成分表示では、どのパラベンを使っているか分からないのが痛いところが、ピジョンは、エチルパラベンと表示していて好感が持てます。
フッ素濃度は、先日、250ppm〜550ppmのものは統計的に有意ではない(虫歯予防として効果がない)という総説を見てしまったので↓、
せっかくフッ素配合を使うなら、600ppm以上は欲しいところ。
何度も歯みがきできるのであれば、500ppmでいいのかもしれませんが、長時間保育園に預けていて、ホームケアできる回数が少ないですし。
結論
ということで、消去法的に選択すると、やはり今まで通りピドケア、ということになりました。
ちなみに、ピドケアはパッケージと味が新しいものが出ていまして、ちょうど古いものがなくなったので、こちらを購入しました↓
息子くんは、まだサイダーなどの炭酸飲料は飲んだことはありませんが、駄菓子好きなので、きっと好きだろう、ということでサイダー味。
以前使っていたマスカット味より美味しいとのこと。
ピジョンの処方で、フッ素を高濃度にしたもの、販売して欲しいなぁ〜
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