『灘→東大理Ⅲの3兄弟を育てた母が明かす志望校に合格するために知っておきたい130のこと』レビュー

東京大学の医学部である理Ⅲに子供全員を合格させたプロママの佐藤亮子さん。
有名ですよね。
こちらの本は、3兄弟が東大理Ⅲに合格した時点で書かれた本ですが、2017年には第4子の長女も東大理Ⅲに合格しています。

東大理Ⅲの定員は約100人。1990年代の出生数は1年あたり約120万人。
単純計算をすると、東大理Ⅲへ入る確率は、120万÷100=1.2万分の1。
もう少し範囲を絞るとすると、大学入試センターのデータでは大学受験志願者数は1年あたり約55万人なので、東大理Ⅲへ入る確率は、55万÷100=5500分の1。
それが4人続くわけですから、5500分の1×5500分の1×5500分の1×5500分の1で、天文学的数字になります。
もっともっと範囲を絞って、東大理Ⅲの志願者、定員100名に対して約550人(東京大学発表の平成28年データ)から考えても、
5.5分の1×5.5分の1×5.5分の1×5.5分の1=915分の1。
前代未聞。
今後もそうそう起こり得ないでしょう。
そんなすごいことを成し遂げてしまった親子。
それを支えてきた母親は何をしていたのか、とてもとても気になります。

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徹底した下準備

こちらの本を読んでいると「ありえない」「こんな母親見たことない」「ここまでするの!?」とつい口に出てしまいそうなことばかり。
まずは、徹底した下準備が尋常ではありません。

  • 長男が幼稚園の時、中学受験に備えて合格体験記から失敗談まで10冊ほど読んで準備
  • 勉強の先取りは中途半端はよくない。3年先以上を先取り。そうすれば俯瞰して勉強の内容を見ることができる。
  • 長男が1年生の時、6年生までのすべての科目の教科書を取り寄せ、どこでつまずきそうか母親自身が確認。
  • 大学受験では、1年前から大学から徒歩圏内のホテルを予約。3ヶ月毎に予約の確認。

などなど。
下準備もすごいですが、勉強への母親の関与も尋常ではありません。

徹底した勉強への関与

子どもは自ら進んで勉強しないもの。
18歳までは親が何らかの形で勉強のサポートをすべき、というのが著者の考え。
例えば・・・

  • 母親が中間試験と期末試験の回答をチェックして、ファイリングする。
  • 時間のかかりそうな課題や宿題は、子どもの隣で辞書を引いてあげるなど補助的なお手伝いをする。
  • 世界史の教科書を2冊購入し、交替で音読。

小学生ならともかく高校生になっても全力でサポート
巻頭に佐藤ママのオススメ参考書リストがありますが、子どもの参考書の内容まで把握している親はそうそういないですよね。
4人の子どもを育てるだけでも相当大変だと思いますが、ここまで勉強に関わってあげるとは脱帽です。

きっと母親自身の時間なんてなかったでしょう。
著者は、結婚前は私立高校の英語教師をされています。
ここまで関わることができるということは、子どもの勉強をみることが趣味だったのではないか、と思えてきました。

すべて真似することは無理ですが、子どもの勉強に関心を持ち続けてあげることくらいはできるかなぁ〜

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