書店で目新しいドリルを見つけて、即買いしたこちら。
同じ形のものを探して、ひたすら丸つけをするドリルです。
面白いのは、ページの右上に達成の指標(時間)が書かれていること。
30秒まで 神様
40秒まで 博士
1分まで 大学生
2分まで 高校生
3分まで 中学生
4分まで 小学生
5分まで 幼稚園
(略)
8分以上 おぎゃー
といった具合い。
こちらのドリル、いくつか種類がありましたが、息子くんが興味がありそうな「生き物」の「レベル1」にしました。
「生き物」といっても動物、昆虫、果物・野菜、花、昆虫、魚、鳥のページがあります。
また、同シリーズには、「たべもの」をテーマにしたものと、「漢字」をテーマにしたものがあるようです。
子供の反応は?
最近は、プリント学習のたぐいは嫌がるようになってしまった息子くん。
「ドリル」と言うと見向きもしない危険性を感じ、「面白いゲームがあるよ」と声をかけてみました。
まずは、リアルな絵に食いついた息子くん。
だ〜い好きな昆虫も描かれていて、テンションが上がります。
ルールは簡単。
同じ絵が2つずつあるので、それを丸で囲んでいくだけ。
全部を丸で囲めるまでの時間を測ります。
「やってみる!」と息子くんが乗り気になった所でキッチンタイマーをスタート!
な、なんと、いきなり25秒。
まだ未就学児なのに、かっ、神レベルです!
こんなにスピーディーに丸を書けるなんて知らなかったわ・・・
神様クラスだということに気を良くした息子くん。
と〜っても面白いようで、1日だけで10ページもやってしまいました。
ただ、10ページ目で、ひとつの絵を探すのに少しだけ時間がかかってしまい、31秒。
神様レベルではなかったことを知って、号泣。
「31秒でも博士レベルだよ、泣くことないよ」と言ってもダメで収拾がつかなくなってしまいました。
結局、そのページを全部消しゴムで消して、再度トライ。
22秒になって、ようやく機嫌を直しました。
(上の写真は、その時のページ。うっすら消し跡が見えるかと。)
このドリルのねらい
こちらのドリルを企画し、イラストを担当されているあきびんごさんが書かれた「この本のねらい」を少しご紹介。
創造性というと、<ひらめき>が重要視されますが、それと同じくらい重要なのは、強烈な集中力と作業処理能力です。
(略)
私の場合は「ひらめかすために試行錯誤する」からはじまります。
「自然にひらめくのを待つ」なんて甘いものではなくて、ひっかきまわし、のたうちまわってひらめかすのです。
紙と鉛筆で、手を使いながら長時間のめりこめるようにすること、ひいてはそれが創造性を高めることにつながる、ということがこのドリルのねらい。
創造性までつながるかどうかは、1冊やった程度では分からないかもしれませんが、少なくとも集中力を高めること、プリント学習をゲームとして楽しむ習慣がつくことにはつながるかも、と感じています。
また、1ページにかかった時間を記録するシートが付いていて、徐々に時間が短縮されるのを見える化する仕組みになっています。
とはいえ、レベル1では、息子くんには簡単すぎたようです。
これ以上、時間を短くするのは至難の業でしょう。
秒以下で競うアスリートのようになっている状況ですから・・・
次はレベル2を購入せねば。
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