以前、TV番組『フルタチさん』で、聖徳学園小学校の授業風景が紹介されていて、図形パズルにピースをはめて解く子どもたちを見ました。
知能を高めるため、週に1回、知能訓練の授業を行うのだそう。
似たようなおもちゃがあったかも?と探して買ってみた、くもんのタングラム。
対象年齢は3歳以上。
正方形の木枠の中に7つに分かれた木製ピースが入っています。
それを組み合わせて絵を作っていきます。
問題として、20枚の厚紙(ガイドボード)が用意されています。
それぞれ形がくり抜かれていて、指定されたピース数で木片を組み合わせていきます。
解説書には、追加で実寸大の問題が12問と、5分の1サイズの問題が35問が載っています。
息子くんは、やはり、くり抜かれたガイドボードにピタッとピースをはめる方が面白いようで、解説書の追加問題には見向きもしませんが、ボードの20問でも結構頭を使うようで、集中して取り組んでいます。
ガイドボードの20問は、2ピース問題が6問、3ピース問題が6問、4ピース問題が4問、5ピース問題が2問、6ピース問題が1問、7ピース問題が1問、と優しい問題が多い構成になっています。
よく練られた問題
さすが、くもんのオモチャだけあって、問題構成がよく練られています。
1番からスモールステップをクリアしながら、上級編へ進める仕組み。
2ピース問題の6問は、同じブロックを使います。
同じピースで6種類もの違う形が出来る!?ということを実体験できます。
ブロックを回転させてみたり、反転させてみたり。
6問に取り組むうちに、ブロックの動かし方を学べます。
そして、3ピース問題6問も、これまた同じピースを使う問題です。
最初は、大きなブロックの特徴的な部分が外に出た絵(置く場所が分かりやすい絵)になっていますが、後半は、大きなブロックの特徴的な部分が絵の中に埋もれてしまうため、置き方を結構考えなければいけません。
5ピース問題の解答
さて、5ピース以上になると、大人でもちょっと時間がかかります。
子どもが出来ずに癇癪を起こす前に、大人がすこ〜しだけ手伝ってあげて、達成感を感じさせてあげたいところですが、、、
解説書には、ガイドボードの問題の答えが載っていない!
ならばっ、ということで、解答を写真に撮りました!
まずは、ラッコ。
これは冒頭の画像を参考にしてください。
次に、馬。
6ピース問題、7ピース問題の解答
続いて6ピース問題のヘリコプター。
ちなみに、使うピースは、厚紙の右下に書かれていて、黄色に塗られたピースを使います。
ただ、黄色のピースを使わないと絶対にできない、というわけではなく、先に出てきたラッコなどは、使わないはずの正方形ピースを使っても出来たりしますので、あまりこだわらず、ヒントくらいに考えておいたほうがよいでしょう。
最後に難関、ねこ。
子どもに取り組ませるコツ
最初に、「こう置くのかな?」と言いながら、木製ピースを回転させたり、裏返したりして、置く位置を悩んでいる様子を見せてあげると良いと思います。
それを見ていた子どもに、きっと「あっ、分かった!」と思う瞬間が来て、「ボクが置く!」となると思います。
取り組み始めれば、30〜60分は集中して遊んでくれますので、親としても助かります。
夫も、頭の体操に、と子どもが遊んだ後に一人で取り組んでいました。。。
また、正方形の木枠に7つのピースを収納する方法が10種類以上あるのだそう。
いつも同じような方法で片付けてしまうので、10種類も思いつかないですが、頑張って考えたら硬い頭が柔らかくなりそうです!
ちなみに、アンパンマン好きなら、↓もおススメ。
くもんのタングラムを買った後にキャラクターものがあることを知って、がっくり。
『タングラム』で検索したものだから、、、出てこなかったんですよね、、、
先に知っていたら、迷わずこちらを買ったと思います。
くもんの洗練された問題構成に満足していますので、さすがに買い足すことはしませんが、くもんと同じくガイドボードが20枚ありますし、なんといっても絵が可愛い。
子どものやる気がでるのは、やはりキャラクターですよっ。
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