先日、『虫と詩人の館 ファーブル昆虫館』に子供と一緒に行ってきました。
昆虫大好きの息子くん。
まだファーブルさんは知りませんが、昆虫館と聞いてワクワク。
こちら、入館無料!
最寄り駅は、JR日暮里駅、JR田端駅、東京メトロ千代田線の千駄木駅、東京メトロ南北線の本駒込駅と4駅も使えますが、どこの駅からもちょっと遠いのが難点。
最も最寄りの本駒込駅、千駄木駅からでも、子供がとろとろ歩いていると20分くらいはかかります。
近くに千駄木小学校があります。
展示内容は?
おしゃれな建物の1Fと地下1Fが展示スペースになっています。
こちら↓は1Fスペース。
販売コーナーと展示コーナーがあります。
展示コーナーでは、こちらの写真には写っていませんが、昆虫画像を拡大して遊ぶTVもありました。
ショップコーナーでは、昆虫の絵のハンドタオルや、昆虫標本、昆虫関係の書籍などがありました。
はらぺこあおむしストラップのガチャガチャ(¥200)もあり、大人の私もつい欲しくなってしまいました。
子供の教育上、興味のないフリをしましたが・・・
地下1Fは、ファーブルさんが生まれた南フランスの民家の再現や、お絵かき&読書コーナーがありました。
ただ、このコーナー、席が3〜4席しかないので、利用できるかはタイミングによります。
トイレは、地下1Fにあります。
所要時間、混雑状況?
そんなに広くなく、展示物も少ないので、所要時間(滞在時間)は30分〜1時間といったところでしょうか。
昆虫好きの息子くんにとっては、広さなど関係なく魅力的な所だったようで、「まだ帰りたくない〜」とゴネられましたが。
晴れた土曜日の14時頃に行きましたが、全く混雑はしていませんでした。
滞在時間が短いお客さんが多いのでしょう。
昆虫の興味を偉人の興味へつなげる!
子供の教育には、偉人の伝記を読むのがいいと聞いたことがありましたが、息子くんはまだ未就学児なので、伝記のような厚い本に触れたことはありませんでしたが、せっかく「ファーブル」というお名前を知ったので、まんがで読むファーブル伝記を一緒に読んでみました。
私自身、ファーブル=昆虫記を書いた人、くらいの知識しかなかったのですが、なかなかの苦労人で驚きました。
父親の経営する喫茶店が失敗し、15歳で独立。働き始めます。
満足のいく教育を受けていなかったにも関わらず、16歳に師範学校に給費生(学費をだしてもらえる特待生のようなもの)として入学を果たします。
卒業後、小学校の先生になった後、独学で大学の数学と物理学の学士号を取得します。
若くして働きに出たこと、独学で道を切り開いていったこと、を強調して読み聞かせしましたが、果たして息子くんの心には届いたでしょうか・・・
ファーブルさんは、なんと享年91歳。
死ぬまで興味を持ち続けると長生きが出来るのかしら。
伝記に載っていた言葉が印象的でしたので、書き残しておきます。
人間だけが、楽しい人生がどんなふうに終わるかを知っており、また人間だけが、自分が死ぬことを生きているうちから知っていて、死んだ人をうやまうのだ。
人間以外のどんな動物も、こうした崇高なことは考えることができないのだ
by ジャン・アンリ・ファーブル
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