脳の成長から考えた!/『「賢い子」に育てる究極のコツ』レビュー

「あなたの子供の「才能の伸ばし方」教えます!」という帯に魅せられて手に取ったこちらの本。

東北大学加齢医学研究所の教授として脳の発達や加齢のメカニズムを研究する著者。
医師であり一児の父でもあります。
こちらの本、脳の成長から子供の才能を伸ばす時期を説いています。

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0歳から図鑑と音楽

著者は、図鑑を与えて好奇心を育てることを推奨しています。

視覚や聴覚は生まれてすぐに、すさまじいスピードで発達します。
子供が「好き・嫌い」の判断を自分でするようになる前に、図鑑や音楽と接しましょう。
脳がたくさんの情報を受け入れられるように、態勢を整えるのです。
なるべくいろいろなジャンルに触れさせてあげることが、将来の可能性につながります。

遅くとも3、4歳には図鑑を用意する。
子供が「好き・嫌い」の判断をするようになる前に身近にあったものは、自然に「好き」という判断をするので、多くのジャンルに触れさせてあげることが大事とのこと。

我が息子くんも、3歳頃に祖母から貰った恐竜の図鑑で、一気に恐竜好きになりました。
こちら↓の小学館の図鑑は、DVDも付いていて、興味を持たせるには最適!
DVDは、NHKスペシャルを彷彿とさせるリアルなCG映像で、よだれを出して肉に食らいつく肉食恐竜の様子に、息子くんは釘付けでした。
お陰で、ティラノサウルスくらいしか知らなかった私も、息子くんと一緒にステゴサウルスとか、パキケファロサウルスとか、マイナー?な恐竜も学習してしまいました。

3歳〜5歳で楽器と運動

次に著者が推奨するのは、楽器と運動。

ほとんどの楽器は、演奏する時に指先や手首周辺の細かい動作がセットになります。
この細かな運動を「巧緻運動(こうちうんどう)」といい、巧緻性、つまり器用さは、3〜5歳の時期に身につきやすいことがわかっています。
巧緻運動を司る「運動野」と呼ばれる部分は、3〜5歳前後に発達のピークを迎えます。
また、楽器以外でも、3〜5歳くらいでフィギアスケートやバレエ、卓球といった細かい体の動きをともなう運動を始めると、効率よくその能力を獲得できるものです。

我が息子くんも3歳から音楽教室へ。
グループレッスンはやる気のないことが多く、4歳から個人のピアノ教室に通っています。
まだまだやる気を見せてくれませんが・・・

8〜10歳に語学教育

意外にも英語は8歳からで良いと著者。

言語の発達は、8〜10歳にピークを迎えます。
語学の力が総合的に伸びていく8〜10歳の時期は、外国語の習得を見てもひとつのターニングポイントとなります。
この時期より前に海外に住んでいたり、英語のリスニングやスピーキングを積極的にしていた子供は、後に英語の能力が伸びる可能性が非常に高くなります。

生後6〜8ヵ月までの赤ちゃんは、何語でも聞き分けられるが、その後は育った国の言語を聞き分ける耳に変わってしまう、という研究結果から、0歳から英語に触れさせることを薦める幼児教育もありますが、『超早期教育の意味がどれほどあるかということは、まだ分かっていない、かけたお金や時間の分の効果があるかどうかは、まだハッキリしていない』と著者。
音を司る脳の領域と、言語を司る脳の領域は、非常に近いところにあるので、音楽で耳を育てておけば良い、と著者。

我が息子くんは、0歳から英語のアニメを見せていましたが、意味が分からないので1歳半頃から見るのを嫌がるようになり、英語の早期教育は諦めていたので、ほっとしました。
8〜10歳の時期を逃さないようにしたいものです。

こちらの本、その他にも、能力の遺伝について、海馬の成長について、記憶力を高める勉強法、朝食の問題、ゲーム病の撃退法など、多岐にわたる事柄について脳科学の視点でアドバイスされています。
科学の常識は書き換わるものなので、盲信する必要はないと思いますが、子供には、今分かっている科学的ベターを与えてあげたいですよね。

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