副業としてオイシイか?/『手堅く・長期的な利益を得る コインランドリービジネス新常識』レビュー

ふと手にしたこちらの本。
コインランドリービジネスを考えているわけではありませんが、怖いもの見たさ!?で読んでみました。

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4度目のコインランドリーブーム

著者は、1979年にコインランドリー機器販売店の「ファミリーレンタリース株式会社」を創業した、コインランドリー業界40年のベテランです。
日本にコインランドリーが導入されてからの歴史はさすが!詳しいです。
日本のコインランドリー業界は、今までに3回のブームが訪れ、盛り上がっては下火になり。。。を繰り返していたそうですが、今は4度目のブームに沸いているそう。

厚生労働省がまとめた全国のコインランドリー数は、20年ほど前には約1万店だったのが2013年には1万6千店を超え、年間1000店舗ずつ増加。
この長い不況下に年5%以上の成長を続けている業界がほかにあるでしょうか。

コインランドリービジネスは日本の長い長い不況の中でも強かったようです。
その理由としてあげているのが、人々の生活に入り込んで習慣化されたこと、特に、家庭の洗濯を担ってきた主婦が働きに出ることでコインランドリーを利用することの抵抗感が薄れていったことです。

さらに魅力的なのが、出店が簡単で、初期費用は平均1000万円とのこと。
人件費(掃除人費用)も仕入れ費用(洗剤費用)も極端に低いため、利益率も65%〜70%とべらぼうに高い。かかるのは、電気代、ガス代、水道代、家賃くらい。
コインランドリーの正式名称は、コインオペレーションクリーニング施設で、許可基準となる法令はクリーニング店のものが準用されるそうですが、クリーニング店と違って規制は緩く、出店場所の制限もなく、保健所へ届出するだけ。
こう聞くと、今すぐにでもコインランドリービジネスを副業として始めた方が良いのでは、と思えそうですが、一転、論調が変わります。

副業としてのコインランドリービジネスの終焉!?

個人レベルの投資額で高いリターンが得られた時代はそろそろ終わりを迎えるのではないでしょうか。
利回りの良い投資としてのコインランドリーは、あと5年ぐらいは命運をうなぐことになるかもしれませんが、10年先20年先までうまくいくとは思えません。

と著者は警鐘しています。
外国では有人が当たり前、という各国の状況を解説しつつ、無人が当たり前だったコインランドリーが有人店舗に移行されるのではないか、と推察しています。
実際、著者は、八王子で「LandryA(ランドリエ)」という有人型コインランドリーを展開しています。
最後は、著者が経営する「ファミリーレンタリース」の代理店となって未来のコインランドリー事業を一緒に拡大しませんか、という勧誘で締めくくられます。
コインランドリービジネスを事業として進めようとしている会社の担当者、あるいは、コインランドリービジネスを副業として始めようと考えている方、コインランドリー業界の歴史や今後を知りたい方の情報収集には良い本かもしれません。
私は、コインランドリービジネスを考えているわけではありませんので、全く役に立たなかったか、、というとそうではなく、コインランドリーの中にはふとん洗濯乾燥機をや泥だらけの運動靴を洗濯・乾燥できるものが置いてあるということを、この本で初めて知りました。
コインランドリー検索ができるサイトを見つけましたので、ぜひ探してみたいと思います。

一見自分には関係のなさそうな本でも、ちょっと覗いてみると知らない世界が広がりますね。

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