知らないうちにこんなに摂取していた!/『「隠れ油」という大問題』レビュー

衝撃的な表紙の写真に惹かれて手に取ったこちらの本。
表紙の写真では、油が分離したマヨネーズが載せられており、マヨネーズの大半が油なのが分かります。

植物油研究家を名乗る著者。本職は歯科技工士さんです。
娘さんに発症したアトピー性皮膚炎が、食事の油を見直すことで劇的に改善したことをきっかけに植物油研究家として活動をされています。
ご自身も少油生活で花粉症の症状が出なくなったそう。

巻頭にある身近な食品の脂質量には驚かされました。
大好きなガーナミルクチョコレート(ロッテ)は、避けるべきパーム油が入っているそう。
残念!
ミルクチョコレート(明治)は、脂質はカカオ由来油のみなので、好感が持てるとのこと。
切り替えようかなぁ〜

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避けるべき油と摂るべき油

この本では、避けるべき油として、サラダ油、べに花油(サフラワー油)、ひまわり油(サンフラワー油)、大豆油、ごま油、キャノーラ油、マーガリン、パーム油が挙げられています。
摂るべき油は、アマニ油、エゴマ油、魚油
普段食べている植物油はどれもNGなんですね。トホホ。。。
ダメな植物油は、主成分がリノール酸です。
なぜ、リノール酸がダメなのか?
リノール酸を摂りすぎると、アラキドン酸カスケードにより炎症性物質であるプロスタグランジンE2が過剰に産生され、アレルギーなどのさまざまな炎症反応を引き起こします。
著者は、少油生活10年で花粉症の症状が出なくなったそうですが、未だ、血液検査では花粉に対するアレルギーは陽性になるそうです。
つまり、油の切り替えで、アレルギー自体は無くなりませんが、肌のかゆみや鼻水、目のかゆみといった炎症反応が起きにくくなるわけですね。
花粉症が治らないとしても、症状が良くなるだけでもありがたいもの。
油の切り替え、やってみる価値がありそうです。

とは言え、植物油が入っていない食品を探すのに苦労する現代。
お昼に焼きそばを作ろうと麺を買っても、やはり原材料名に「植物油」がありましたし、スーパーでレーズンを買おうと思って袋の裏を見るとすべてのメーカーで「植物油」の記載がありました。
せめて子どもに食べさせるものには植物油と記載のないものにしたいものです。

子どものおやつには?

ワーキングマザーの私は、子どものおやつを植物油を使わず手作りで、なんて非現実的です。
油を使っていないスナック菓子はないか調べてみました。
まずは定番、たまごボーロ。

子供が大きくなってたまごボーロが飽きてしまったら、こちら。

またまた定番、油を使わないかっぱえびせん。
通常のかっぱえびせんと遜色ない味で、大人でも楽しめます。

昔懐かし、こちらのお菓子も油不使用。

オリーブオイルは体に良い?

さて、摂るべき油、避けるべき油で出てこなかったオリーブオイル。
特にエキストラヴァージョンオリーブオイル、体に良いので積極的に摂るべきなのだと思っていました。
でも、こちらの本には「わざわざ摂る必要のない油」と紹介されています。
え〜!!!
ドレッシング用に高いオリーブオイル、買ったばかりですよ〜

「オリーブオイルは体に良いんでしょ?」という質問に、私はこうお答えすることにしています。
◯エキストラヴァージョン(EXV)オリーブオイルの健康効果は疑問。主成分のオレイン酸は必須脂肪酸ではない。
◯日本人が美味しいと思うのは偽物のEXVオリーブオイルの可能性が高い。
◯本物のEXVオリーブオイルを楽しむには、本物と偽物を見分ける知識と味覚を持ち、かつ、高価な味を楽しめる経済的な余裕が必要。

オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は体内で合成できるのでわざわざ摂る必要がない
しかも、イタリアンマフィアの資金源として粗悪品のEXVオリーブオイルが流通している。
日本テレビの「所さんの目がテン!」で行われた実験で、日本人とイタリア人に一番美味しいと思うオリーブオイルを選ばせたところ、日本人10人全員がEXVオリーブオイルは選ばず、一方、イタリア人は全員EXVオリーブオイルを選んだ。
ということだそうです。
ショックですね〜
高いオリーブオイルではなく、アマニ油かエゴマ油を買わなければいけなかったですね。

著者のブログやオフィシャルサイトは見つからなかったのですが、Business Journalで連載をされていました。↓

ビジネスマン向けのニュースサイト、ビジネスジャーナル/Business Journal。企業、業界の最新ニュース、裏情報やタブーをお届け。サイゾーがプロデュース。
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